お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
前回は『仮説を立てる』をコンセプトに解説してきました。
仮説を立てる事で、新しいことにチャレンジすると、成果がすぐ出るようなイメージがありませんか?
『急いては事を仕損じる』ということわざがあるように、焦ってもいい結果は得られません。
そこで今回は、『結果を急がない』をテーマに解説していきます。継続する上で必要であり、実行のフェーズの質を上げるために抑えておきたい考え方です。
ぜひ最後までお付き合いください。
結論:結果は長期的なチャレンジの上にある
まず結論ですが、『結果は長期的なチャレンジの上にある』という事です。
新しいチャレンジを試していくと、何かしらいい事が起こりそうなイメージがありますが、少し待ってください。
プロでも結果が出せる人とそうでない人がいる中、一般人の僕たちがすぐに成功できるというのは、虫のいい話。プロ野球選手もヒットを打てる確率が30%で評価されるということは、70%はヒットを打ててないという事です。こうなるまでも数年かかるのが一般的です。
つまり、成功を手中に収めるためには、難易度はありますが、数時間や数日といった短い期間ではなく、1カ月や年単位といった長期的な期間を見据えて取り組んでいく事が重要になります。
長期的にチャレンジしていくには、どのように取り組むのかというプロセスと、挑戦から得たものをどのように受け止めるかというマインドが重要になります。
ここからは、成果につなげるためのプロセスやマインドを掘り下げていきましょう。
最短で結果につなげるプロセス、マインド
長期的なチャレンジがなければ成功できない、と聞くとこう感じるかもしれません。
すぐに結果が出る方法だけやれればいいんじゃないの?
失敗するリスクを背負ってまでやることじゃないんじゃない?
いえ、そうではありません。
挑戦することに意味があるし、それをどう受け止め、どう活かすかに価値があるという事です。
考えてみてください。
『誰でに1時間で100万円稼げます』という稼ぎ方に、あなたは価値を感じますか?
・・・はい、うさん臭い詐欺まがいの情報商材みたいですよね。ですが、それがリスクを背負う意味だと潜在的に気づいているんです。
リスクを負わないという事は、現状維持で、思考停止でこなすという事。それは逆に、リスクを取った者に追い越される事。
そのためには、『失敗を経験に変換するためのプロセス』と『失敗を乗り越えられるメンタル』を持ち合わせる事が必要です。
だから、プロセスやマインドを土台にして、成果を積み重ねる事が重要になってくるんです。
プロセス
プロセスについては、第7回、第8回で解説していますが、『起きた変化を見逃さない』事と『記録する』事の2点をセットにして習慣化させると良いですね。
というのも、新しい事を試せば、少なからず変化が起きます。良い方向にも、悪い方向にも。
○○という問題があって■■してみたら、結果△△でうまくいった。という体験ベースでの経験が積みあがる。
後は、起きた変化が想定通りだったかを確認して、課題設定、仮説を立てて再挑戦といった具合で繰り返していくだけです。
大事なのは、起きた変化が悪い方向に作用した場合の捉え方、『マインド』の部分です。
マインド
マインドについては、『失敗上等』と割り切る事が重要です。
当ブログでは、『失敗を経験に昇華させる』事を前提としています。一般論で言うと、逆の考えになるでしょう。
失敗したくない。ノーミスで成功まで到達したい。
ですが、残酷な事実ですが、ハッキリお伝えします。
どこかでミスするし、失敗する。全く経験のないジャンル、作業、チャレンジをぶっつけ本番でいっても成功する確率はごくわずかでしょう。
一般的に、失敗というのは、マイナスのイメージがつきもの。あなたのこんなイメージがあるんじゃないですか?
ですが、僕はマイナスのイメージは全くありません。僕の考える失敗の定義は、『イメージとのギャップ』であり、『勇気を出してチャレンジした結果』です。
よって、成果を手に入れるまでに、ノーミスで到達する事は出来ないと考えます。
なぜなら、日常の中で、大なり小なりイメージとのギャップは存在しているから。加えて、まだやったことのない新しいチャレンジをすれば、大なり小なり失敗する事になります。
あなたは、毎日、何度も選択、判断する内容が正確でイメージ通りの結果だけが得られていますか?
人間は1日に3,000回以上の選択、判断をしていると言われています。そのすべてが正確でイメージした通りの結果でしょうか?少なからず、良くも悪くもギャップがある事と思います。
ただ、ここで失敗を恐れたり、チャレンジを面倒がって思考を止めてしまうのは簡単です。
ですが、新しいチャレンジや変化を拒めば、リスクを取って経験を積み、成長している人にどんどん抜かれていく事になるでしょう。
そこに成長のチャンスがあるのに、何もしないで思考停止で流すように過ごすなんてできない。
『ノーミスで』なんて言えないんですよ。
継続する上で大事なのは、理想と現実のギャップを掴んで、次の行動に反映させることにあります。
僕の経験上、成功した事もあれば失敗した事もあります。むしろ失敗したことの方が多いです。ノーミスを語れば、厳しい目が向けられました。
『ノーミス?簡単?僕たちがどれだけ思考、判断に悩んで日々仕事に取り組んでいるのにそんな軽々しい事が言えるんだよ!!』
と言いたげなのが、見てわかる程でした。結果、周りとの足並みもそろいませんでした。
大事なのは、失敗を事実で終わらせるのか?経験に昇華させるのか?と自問する事。まぁいいか、と割り切る事は簡単ですが、その先に上積みがあるか?と考えると難しいでしょう。
失敗の捉え方が変わる事で、あなたの成長の伸びしろは無限大に広がっていくのです。
まとめ
継続していく事を考えるならば、チャレンジした結果を挫折せずに受け止められるサイズ感にしましょう。そのためには、第6回で解説したように『小さく行動して小さな成果を積み重ねていく』事が、経験になり、あなたの自信になるんです。
なので、改めて抑えましょう。1度の高い負荷よりも、続けられる低い負荷。
この考え方を実践していく事は、失敗のサイズを小さくしてくれますし、結果的に経験値を貯めやすくなります。
挫折を避けつつ、成長を実感していけるでしょう。
挑戦を継続していくためには、『ゴールが明確である』のが重要です。これは決意のフェーズで解説していますが、改めて読み返してもらうと、より理解が深まると思います。
やらされるのではなく、自分がやりたいと思えるような行動、動機づけを意識してみましょう。
次回は、『検証するという考え方』について解説します。
この考え方が理解できると、継続していく上で、楽しさややりがいを見出すコツになります。
次回もお付き合いください。
それでは、また。
【先延ばしにしない!実行力ロードマップ】
第12回以降は順次更新予定
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