お疲れさまです。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
今回も、先延ばしにしない!実行力定着へのロードマップのお時間です。
第7回となる今回は、『実行と記録をセットにする』をテーマに解説。
第6回では、やってやる!という気持ちはいったん抑えて、小さく行動することをお伝えしました。実行するときにセットで取り組んでもらいたい事として、やった事を記録する。
実際、書いたりする記録は面倒に思うかもしれません。ですが、やるのとやらないのとでは、自信の付き方、モチベーションに大きな差が生まれます。
ぜひ、記録する事の重要性と抑えるべきポイントについて、理解を深めてもらいたいです。
それでは、参ります。
結論:記録=自信を深める必須ツール
まず結論ですが、記録する事で、自信を深めるための必須ツールとなります。
人は過去の事をずっと覚えていられません。うまくいったことも、失敗した事も。ですが、その体験が記録されていたらどうでしょう?過去の経験を記録した時の近い状況に戻ってこられますよね。
記録を見返す事で、今、もしくは未来に同じような体験をした時に助けになるはず。
これが自信と言えるのではないでしょうか?当ブログでの自信を以下のように定義づけます。
【自信の定義】
・過去に体験があり、試行と検証が十分にされていること
・似たような事にチャレンジするときに、一定程度の成果が期待できること
いかがでしょうか?これを一度や二度の体験だけで完結させるのはなかなか難しいと思います。
その為には、この時はどうだったのか?と記憶に頼るのではなく、記録する事で客観的に振り返るクセづける必要があります。
では、具体的なやり方、使うツール、コツを抑えて、行動のレベルを上げていけるようにしましょう。
やり方:PDCAサイクルを回す
まずは、やり方について解説します。
スケジュールに対して、どうだったか、という記録をもとに次の行動に改善をする、というシンプルなものです。
ポイントとしては、PDCAサイクルを回す事を意識してみましょう。
PDCAサイクルとは、Plan→Do→Check→Actionの頭文字を取った、改善活動の際に用いる手法の一つ。
ここでいう、Planはあなたが立てたスケジュール、Doはあなたが今やっている事と言えますね。
理想としたイメージと現実には、少なからずズレが生じています。プラス方向にも、マイナス方向にも。
そのズレはどのようなものがよく確認しておきましょう。
特に、判断の正誤性を振り返る場合、判断に至った要因をしっかり記録しておくことで、客観的な意見や見落としていた情報に気づけるようになります。
具体的な記録方法については、第5回に詳細を記載していますので、そちらを参考にしてみてください。
実行した事を記録するツール
では、どうやって記録するのが良いでしょうか?
第5回で作成したスケジュールを利用する、アプリを使う、という2つの方法をオススメします。
①スケジュールを有効活用する
まずは、スケジュールを有効活用する場合。
抑えるべき情報は以下の通り。
・大目標→中目標
・1日の実行内容
・出来たか出来ないかのチェック
・コメント欄
これをもとに、スケジュール帳に落とし込んでいきましょう。
具体的なスケジュールの作り方は第5回で紹介していますので、そちらを参考にしてください。
僕が業務信仰に際して、利用している手帳を例にご紹介します。
ぼんちゃんの手帳運用・スケジュール管理
僕は業務の管理、運用、記録に手帳を使っています。
具体的なページは社内機密も載っているのでお見せ出来ませんが、使っているイメージは紹介する事が出来ます。以下の画像の通りです。
使用している手帳は、NOLTY エクリのB6サイズです。
まずはマンスリー部分。
次に、ウィークリー部分。
この手帳は、デイリーのページがないのが特徴です。日々記録するものはマンスリーに簡潔にまとめて、詳細なスケジュールはウィークリー側で管理するようにしています。
僕は仕事柄、毎日やる事が変則的に変わるので、メーカーや上司から対応を振られた場合、期限やスピード感を損なわないようにする必要があるので、1週間単位で進み具合が見られるようになっていた方が分かりやすいので、このような運用としています。
特に意識しているのは、なるべく簡単に記録できるようにする事。
例えば、毎日記録する項目については、文字にして繰り返し書くのが面倒なので、アイコン化させてしまいます。メールの内容ならメールの形のアイコンに続けて内容を書くようにするといった具合。
また、箇条書きで書くようにする事で、要約と次に起こすアクションまで書けるようにしています。結果、共有や報告を先延ばしにせず、すぐにチーム内で意思疎通が図れるようになっています。
あとは、実際にどうかをチェックするだけ。それが良かったかどうかの検証は別ノートに好きなだけ書くようにしています。
②アプリを活用する
次にアプリを利用する場合。
書く事は自己理解を深める意味でも重要ですが、手間であるのは間違いありません。
そこで、システム化されているアプリを使うのも有効な手段です。
参考になるアプリを4つほどご紹介します。
選定基準としては、以下の3点。
・記録、管理が楽
・ウィジェットとして活用可能
・複数の行動を記録、管理可能
アプリ①:Google カレンダー
まずご紹介するのは、Googleカレンダー。
皆さんが利用しているスマホに初期でインストールされている、という方も多いのではないでしょうか?
記録自体はウィジェットとして起動させて、記録することが可能ですし、同一アカウントで内容の同期が可能。タブレットなど複数の端末を利用している方にはうれしい機能ですね。
アプリ②:シンプルカレンダー
次にご紹介するのはシンプルカレンダー。
名前の通り、デザインがシンプルで、使いやすいものになっています。カラーリングも多彩で、編集もお手軽。とりあえず何か記録したいという
アプリ③:Google To Do リスト
ここからは、To Doリストのご紹介。
カレンダーと同じく、Google To Do リストをご紹介。同じTo Doの繰り返し設定もカンタンで、項目ごとにタスクを設定することもできます。タスクの日時指定や詳細の記録もできるので、行動の記録にはうってつけのアプリですね。
Google ToDo リスト
Google LLC無料posted withアプリーチ
アプリ④:To Doリスト
最後にご紹介するのは、こちらのTo DOリストアプリ。
こちらの特徴はTo Doを付せんのように使うモードとカレンダーモードの使い分けが出来る事。
さらに、Googleドライブに自動的に同期できるのも使い勝手が良いです。カラーリングもシンプルで、タスクの進捗が追いかけやすく設計されているアプリなのでオススメです。
記録を続けていくコツ
コツとしては、行動→チェックを1セットとして考える事。
第6回で自分を褒める事の重要性に触れましたが、行動できたというのが達成感に繋がり、モチベーションアップから行動意欲に連鎖していきます。
行動→チェック→記録のサイクルが『やった事の足跡』になり、冒頭で解説した自信に繋がっていきます。
ここで、気を付けておくべきポイントは、『記録は使い分ける』事を意識してみましょう。
一般的に、『書く』という行為そのものがめんどうで、継続させる習慣が必要になるレベルのもの。それを1から10まですべて記録していては、近いうちにめんどくさいという感情が勝ってしまい、挫折してしまいます。
なので、日常の記録は最小限に留め、掘り下げたい要素については、別にノートやメモ帳ツールを使って記録するようにしてみましょう。僕の手帳の場合、売上や客数は文字ではなく記号で表記することで書く量を減らし、メールの内容やスケジュールなど、文章化しないと説明できない要素にリソースを割くようにしています。
記録した内容を次の行動に活かすことで、少しずつ行動の質と強度を上げていけるようにしましょう。
次回は、めんどくさいを消す為におさえるべき事をテーマに解説します。
実行のフェーズもいよいよ大詰め。行動するのに最も障害となる『めんどくさい』という感情との向き合い方を考えてみましょう。
それでは、また次回。
【先延ばしにしない!実行力ロードマップ】
第10回以降は順次更新予定
関連記事はこちら
エメットの法則、優先順位って何?の2テーマについて
鋭意作成中
コメント