お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
確実に身につく!メモ術大全のお時間。
今回は『よりレベルアップした練習』というテーマで話していきます。
第6回でYouTubeやテレビ、CMを見ながらの練習をご紹介しました。
ですが、回数を重ねていくにつれ、飽きてきた、という方は練習方法を見直す段階にきているかもしれません。 そんな向上心が出てきた方に向けて、一段レベルアップした練習方法をご紹介します。
今回の記事を読む事で、行動の質を大幅に上げることが出来るようになります。
ぜひ最後までお付き合いください。
それでは、参ります。
本を読みながらメモを取る
それでは、練習方法から解説していきます。
とは言っても、見出しでネタバレなので結論からサクサク行きましょう。
レベルアップした練習方法とは、『本を読みながらメモを取る』というものです。

こんなにもったいぶって『本を読んでメモを取る』って・・・
もっと特別なことをするんじゃないのかよ・・・
とがっかりされた方も多いかと思います。ですが、話を最後まで聞いていただきたい。
本を読んで、気付いたことを書く、と聞いてしまうと『読書感想文』のようなイメージを持ってしまいますが、それは間違いです。
どんな本をチョイスするかによりますが、あなたの言葉で書く事に意味があります。 あなたがどう感じ、どんな経験からその考え、感想が生まれたのか?そっちの方がよほど重要です。
まずは、どんな本を選んだらいいのか?という疑問にお答えしましょう。 2つの基準をご紹介します。
興味のあるもの
まずは、興味のある本がおススメです。
興味のある情報はあなたの情報感度が高いので、 いろんな気づきが得られます。また、『自分に足りない要素』でもコンプレックスが起因してより深く本の内容を理解できます。
好きな事や得意なことをさらに伸ばす、苦手な事へのコンプレックスからインプットを強める、という行動がよりメモを取る力を成長させてくれます。
ツッコミどころのあるもの
次に『ツッコミどころがあるもの』です。
ツッコミどころ、というとイメージが湧きにくいかもしれませんが、自分の価値観や情報とは軸がズレているもの、とも言えます。
例えば、本屋さんに行ったときに、『話し方が9割』という本と、『聞き方が9割』という2冊の本が視界に入ったとしましょう。タイトルで言っている事は真逆、しかも著者は同じ人。
いや、大事なのはどっちやねん!と突っ込みたくなりますよね。ところが、見つけた段階で『私は話し方の方が大事だ!』という考え方であれば、聞き方の方の本を取ってみましょう。
そういった『自分の価値観から逆の本』だと普段自分に入ってこない情報が入ってきます。そういった本には新たな気付きが多く、それだけ目新しい情報がインプットされます。
読む前と読んだ後の価値観の変化も比較できるので、生まれ変わったような感覚を味わうことが出来ます。
書店に直接行く
本を選ぶときにオススメなのが『書店に直接行く』事です。本であれば、ネットで注文する事が出来ますが、書店でしか出来ない事もあります。それはいろんなタイトルの本をいっぺんに視界に入れる事。
ただ書店に行って、本棚を眺めるだけでも気になるタイトルが視界に入れば、無意識にその情報を欲している可能性が高いです。そういった直感的に情報を選ぶ方法もオススメ。
そうして選んだ本を読んだらメモを取る、という習慣を手に入れる事で、本から得た気づきをベースに行動のレベルも大幅に引き上げられます。
本の選び方がイメージ出来た所で、実際に本を読んだ際のメモの取り方のポイントについて解説していきます。
最低でもページと行はメモする
抑えておきたいポイントはたった一つ。最低でもページと行はメモしましょう。
あなたが気になる、と感じた情報がどこに、どのような表現で書いてあるのか?をすぐに引っぱり出せるようにしておくと、前後の文章を読む事で重要なところが関連づいて思い出せるようになります。
その繰り返しの結果として、反射的に気になったところが記憶から引き出されます。さながら、脳内を整理して、引き出したい情報を整理しているイメージ。
メモを取るなら、欲しい情報は受け取りたい時にすぐに取れるようにしておきましょう。
本を読みながらアイデアを出す
本を読んでメモを取る事の目的として、本命はこれに尽きます。
本の内容をメモとしてアウトプットするだけでは、得られた成果としてアイデアをは物足りません。
本の内容を100%活用するなら、読んだ内容から自分のアイデアや考え、価値観と照らし合わせてみましょう。 アイデアを出す習慣がづけば、新しいチャレンジに繋がります。チャレンジが成功しても失敗しても、そこから得られた『経験』は何物にも替えられない貴重なもの。
そのチャンスを手に入れるかどうかで、読書から得られるものが1になるか100になるか、そのぐらいの差が出るポイントになります。
当ブログで紹介している著名人だと、前田裕二さんが挙げられますが、知的生産こそが人間にしか出来ない事として、メモを取る事で起こった事実からアクションプランまで昇華させるスタイルを確立させることで成果を挙げました。
社長になる事が最終目標ではないにしろ、自分が達成したい目標に対して、どのように実践していくかは言語されている方が小さな行動から動き出しやすく、検証もやりやすくなりますよね。 最初は少し難しいかもしれませんが、ぜひ意識してもらいたいポイントです。
前田裕二さんが書かれたベストセラー、メモの魔力はこちらからどうぞ。
本を読みながらメモを取る、というのは実戦と捉える方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、第6回でも少し触れましたが、読書というのは基本1人でする事なので、人目を気にしなくていい、という意味では練習向きの内容になります。
そこに先程紹介した『アイデアを出しながらメモを取る』というのが定着してくれば、習慣としては最強クラス。聞いた話や読んだ内容をメモするよりも、更に高いレベルでのアウトプットが可能になります。 練習に慣れてきたら、内容のレベルアップを検討してみてはいかがでしょうか?
次回は上級編。さらにメモの内容を充実させるための運用方法について掘り下げていきます。
それではまた次回。
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