お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
今回もやって参りました、先延ばしにしない!実行力定着へのロードマップの時間です。
第4回となる今回は【決意を見える化しよう】がテーマ。
前回(第3回)は、目的を明確にすることの重要性について解説しました。
とはいえ、熱量が常に高まっている状態とは限らないですよね。
ここだ!と目的を決めた時の『気持ちに熱が入った状態』にいつでも戻ってこれるようにしたいところ。
そこで今回は、決意しただけで終わらない、目的をホームとして定着させる方法について、解説していきましょう。
結論:決意したら、見えるようにする
まず、結論からお伝えしますが、『決意したら、見えるように』しましょう。
具体的には、パソコンのデスクトップ画面、スマホの待ち受けやロック画面など目に触れる機会の多い場所に固定するのがオススメ。
自宅であれば、メインで過ごす部屋や場所に書いて固定しておけるとなお良いですね。
え、見えるようにするだけ?そんなことで効果があるの?とお考えの方がいらっしゃるかと思います。
ですが、これは断言できます。やるのとやらないのとでは、推進力の差は天と地ほど。それを僕は実体験として経験しました。
それでは、見えるようにすることの理由、実際の僕の周辺にある【決意の形】をご覧いただきましょう。
見える化が実行力に与える影響力の大きさ・理由
わざわざ見えるところに決意した内容を置く。一見、意味があるのか疑問に感じるかもしれませんが、これには2つの理由があります。
後戻りできなくなる事、ホームポジションになる事の2つです。順番に解説していきましょう。
①公開すると後戻りできなくなる
まず、見えるようにすることで、後戻りできなくなります。
あなたが常に見えるようにしているという事は、他の人にも見えるようになっているという事。
家族、友人など、様々でしょう。その人たちが決意を見て、実行していないあなたを見たらどう感じるでしょう?
「あの人、口では大きい事言ってるけど、実際は何もしてくれないね」という印象を与えてしまいかねません。
自分自身の退路を断つ。やるしかない、という状況を創り出す事に、可視化の意味があります。
②自分自身のホームポジションになる
次に、自分自身のホームポジションになるという点。
これは少し冒頭でも触れた内容ですね。あなたがどんな状態でも、やり遂げる目的地に戻ってこれるようになるのです。
いやいや、見えるようにしていなくても、覚えてられるよ。そのぐらい。
とお考えではありませんか?
ケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に最大3万5千回もの決断をしていると言われています。
(参考:35,000の決断:戦略的リーダーの素晴らしい選択)
その中で、あなたが認知しているものはごく一部。
それだけの頻度で決断を繰り返して、『少し遠いところに設定した決意』を日々思い出して、行動を継続できるでしょうか?
僕は継続できないと感じますし、最終的に『手段が目的化』してしまい、目的の達成から遠ざかるとも感じます。
その為に、【見える化された決意を何度も確認する】という事が有効。
最初は遠く感じる目的でも、何度も見ることで、行動を継続させやすくなります。
モチベーションになって、挫折しにくくなりますよね。
具体例と実践するときのポイント
見える化することの重要性や理由について理解してもらえましたか?
それでは、僕が実践している事と、抑えるべきポイントについて解説していきましょう。
運営者が実際にやっている事
僕が実際にやっている事として、PCのデスクトップ設定とTo Doリストの活用の2点です。
まず、デスクトップの設定ですが、以下の画像のようになっています。
次にTo Doリストの活用ですが、僕は前日の夜に『やる事とやらない事のリスト化』をやっています。
ある日のリストはこんな感じ。
左がやる事リスト、右がやらない事リストです。
前項で解説した、ホームポジションのところで決断の回数について触れましたが、少なければ少ないほど決断の質が上がってきます。
有名なところだと、スティーブ・ジョブズが常に黒のタートルネックに青のジーンズを着用するという話は聞いたことがあるかと思います。
日常、着る服を選ぶところにも決断する要素が含まれています。そんな小さなところですら選択することを減らしているからこそ、成功を収めているとも言えますね。
抑えるべきポイント
では、あなたが実際にやってみる際に抑えておくべきポイントはどんなことでしょうか?
それは、『中長期的な目標』と『一貫した行動ベース』の2つだけOKです。
まず、中長期的な目標ですが、3~6カ月程度を目安として達成したいことを選ぶと良いでしょう。
というのも、新しく始めたことが定着するまでに長くて3か月はかかりますので、最低でもそのぐらいの期間がかかることを念頭に置く必要があるでしょう。
連載後半で詳しく解説しますので、現段階では、そうなんだと記憶しておいてもらえれば大丈夫です。
次に、一貫した行動ベースですが、繰り返し行動しているうちに、目的がブレて実際にやっていることが目標達成からズレてしまい、遠回りになってしまう事が考えられます。
それも一つの経験ではありますが、なるべくなら早い段階で成果を手に入れたいですよね。
なので、この目標を達成するためには、どんな行動をとれば、達成に近づくだろうか?という視線を固定する意味でも一貫性を持たせておく方が良いでしょう。
目標設定と、一貫した行動ベースを例にすると、以下の画像のようになります。
長期目標・・・半年で3キロ痩せたい!!
中期目標・・・3か月で1.5キロ痩せよう!
一貫した行動ベース・・・間食しない、朝散歩、8時間程度の睡眠
まとめ
決意を実現させたいなら、胸に留めておくだけではもったいない。
情報あふれる現代では、『胸に留めた決意』はすぐに薄まって先延ばしになってしまうでしょう。
だからこそ、見える化することで、こうなりたいんだ!といううホームポジションを作る事が重要。
行動を、成功体験に変え、なりたい自分に近づいていくためには、必要なことです。
そんなことしなくても大丈夫、と軽んじずに一度やってみてください。
目標と行動ベースの設定だけでも、苦労するかもしれませんよ?
まずは、あなたの軸となる部分をしっかりと確立してから行動ベースに落とし込むようにしましょう。
次回は、『スケジュールの立て方と自己評価』について解説していきます。
【先延ばしにしない!実行力ロードマップ】
第10回以降は順次更新予定
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