お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
今回も先延ばしにしない!実行力定着へのロードマップの時間です。
第5回となる今回は、立てた目的を定着させる方法について解説します。
よし、やるぞ!と行動する前に少しだけ待って、僕の話を聞いてください。
このままスタートしても、三日坊主になる未来しかありません。
行動する前に、スケジュールをはっきりさせましょう。ココをしっかり確立していないと、本当に三日坊主になってしまいかねません。
今回はスケジュール作成の重要性と、抑えておくべきポイントを解説します。
めんどくさい、と思わずに、ぜひ最後まで聞いていただきたいです。
それでは、参ります。
スケジュール作成の重要性
まず初めに、重要性について解説しましょう。
スケジュールを作成する事で、以下の3つの要素を満たすことが出来ます。
やる事の時系列化、モチベーションの維持、達成感が得られるの3つ。順番に解説します。
やる事の時系列化
スケジュールを作成するという事は、やる事の時系列化。
つまり、何を、いつまでに、どのように取り組むのか?を明確にする事と言い換えられます。
全てが脳内で記憶、補完できている人はそういないでしょう。
事実、僕の職場でもスケジュールを書いて、期限をコントロールしつつ、対応出来ているスタッフは数えるほどしかいません。
恐らく、片手で足りるでしょう。
じゃあ、スケジュールを作成していない人は、期限を守って行動できているのでしょうか?
いいえ、出来ていません。忘れているか、誰かがやると期待しているか、言語化できる程考えられていません。
少し厳しい事を言いますが、期限を守って行動するのは、社会人として当たり前に求められる能力です。
とはいえ、複数の案件を並走させて、管理する事は人間の脳にとって不向き。
では、どうするか?
見えるように書き出しましょう。それ以外に道はありません。
一見、面倒に見える事ですが、非常に合理的かつ、効果的な方法。
モチベーションの維持
次にモチベーションの維持。
つまりやる気ですね。
やる気がないから行動できない。よく聞く理由ですが、目標やスケジュールが可視化されていたらどうでしょう?
今日はこれをやると決めているわけですから、ただそれをやるだけ。軽めの行動でも、やれたらそれは自信になります。
やるかどうかを決めるのを、あなたの意志力に頼っていたら、やったりやらなかったりして成長を実感できないでしょう。
これが可視化されていると、その日にやる事がはっきりしているわけですから、考える事がシンプル。
達成感が得られる
達成感は行動した瞬間に得られるものと考えがちですが、それは大きな誤解です。
作成したスケジュールに行動した内容を書いて、花丸を書く。それを毎日繰り返していくと、こんな風に感じます。
『僕、こんなに行動を継続したんだ・・・。これだけのことをやってきたんだ・・・』と感慨深いと思う事になります。
それができた、という達成感になり、前述したモチベーションになるんです。
しかも、達成したい目的も書いてますから、目的からブレない。
以上の事から、スケジュール作成が超重要なんです。
スケジュール作成をやらないとどうなるのか?
重要性やメリットについて、十分認知してもらえたと思います。
追い打ちをかけますが、スケジュールを作成しなかったらどうなるか?
締め切りが守れない、やる事の優先順位付けが出来ない、共有できないというのが分かりやすく、大きな不具合として挙げられます。
当然ですが、複数の仕事の期限を守ろうと思うと、記憶依存では確実に忘れる機会が発生します。
締め切りが分からないと、何から始めたらいいのか?着手すべきなのか?という優先順位を決められません。
優先順位を決められないと、急いでやらなきゃいけない事案についてスタッフ間での共有が出来ず、結果的にチーム全体の問題として認知されてしまいかねません。
総括すると、『周りとの信頼関係の構築に支障が出て、成果に直結しない』という圧倒的マイナスとなってしまいます。
スケジュール作成のコツ
ここまで、スケジュール作成の重要性と、作成しなかった時のリスクをお伝えしてきました。
天びんにかけたら、『あ、やった方がいいかも』ぐらいの感覚は持ってもらえたと思います。
とはいえ、何も知らない状態で作っても、何からやったらいいか分からないでしょう。
そこで、スケジュール作成のコツを3つお伝えします。
始めと終わりを決める、1行でいいから書くクセ付け、中間目標を混ぜる事の3つ、
順番に解説していきます。
始めと終わりを決める
1つ目として、始めと終わりを決める。いつ始めて、いつ終わらせるのか。スケジュールを組むにあたり、必要な情報です。
ここが決まっていないと、スケジュールを組みようがありません。これを複数の案件で決めようとするとなかなか大変ですよね。
理想としては、新しいタスクが追加されたときに、その都度書いていく方が望ましいですが、始めたてではハードルが高く感じられてしまうでしょう。
そこで、2つ目のコツである1行でいいから書くクセ付けになります。
1行でいいから書くクセ付け
2つ目として、1行でいいから書くクセ付け。スケジュールというと、細かくびっしりと書かないといけない、という意識がありませんか?
その潜在意識こそが、スケジュール作成を遠ざけてしまっています。
なぜか?
ハッキリ申し上げますが、『結局、めんどくさいから後回し』が勝つからです。
それなら、1行でいいから書いておこう。前述した始めと終わりを決めて1行だけ書いてみましょう。
リラックスした時にスケジュール長を確認して、『あれ、これってどういうことだっけ?』と記憶に引っかかれば儲けもの。
そこから掘り下げて追記するようになっていきます。そうなればあとはそれを案件数だけやるだけ。
非常にシンプルではありますが、始めたての頃は、一度に複数の案件に広げてやる必要性は全くないと考えます。
把握しきれず、失敗体験として記憶されると、『スケジュール?やったけどうまくいかなかったし』という先入観が生まれしまいます。
結果、やり方がうまくなかっただけなのに、チャレンジする事を諦めてしまうようになるからです。
まずは1つの案件で成功体験を得るところから始めてみると良いでしょう。
中間目標を決める
3つ目として、中間目標を混ぜてみましょう。
例えば、営業マンが月間で10件成約を目標にしていたとして、1日ですべてのお客様のところを回り切れるでしょうか?もちろん、他の業務もあります。
並行して進める場合、ペースや成約件数など目安になるものがないので、どう進めていいか分からないでしょう。
という事は、目印になる中間目標を立てる必要があります。
1カ月に10件という事は、2週間で5件成約。成約率が25%だとして、40件のお客様へアポイントを取れば達成する目安になります。
という事は、1週間で10件ほど、1日換算だと2件ずつアポイントを取る事で達成する見込みが立ちますね。
これが中間目標がないと、先延ばしにしてしまったり、実行ベースで面倒くさいという気持ちに負けて、成果達成に繋がりません。
締め切りを有効活用するスケジュールの作り方は以下のリンクで解説しています。
具体的な手順について参考にしてみてください。
まとめ
実際、やっている事はかなりシンプル。最初は手間に見合った成果ではないかもしれません。
ですが、敢えてハッキリお伝えしますが、『可視化できるという1点のメリットだけでもやるべき』だと僕は考えます。
というのも、人間は短期的に3~4つの物事までしか覚えていられません。仕事も、プライベートも、期限の決められたタスクを管理するのに記憶に頼って行動するのは無理です。
加えて、『頼まれたことを期日通りに終わらせる』というのは、サラリーマン目線だと必須スキルではないでしょうか?信頼構築のためにも重要な要素になります。
これらのメリットもありますので、ぜひ、今回のコツを抑えて、スケジュールを作成してみてください。
これで、『決意』のフェーズは終了となります。お疲れさまでした。
次回から、『実行』のフェーズへ移ります。『最初の行動が重要』がテーマ。
ぜひ次回もお付き合いください。それでは、また。
【先延ばしにしない!実行力ロードマップ】
第10回以降は順次更新予定
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