確実に身に付く!メモ術大全【第2回:メモが取れない理由】

アウトプット

 

お疲れ様です。

ぼんちゃん(@bonchan0433)です。

 

今回も確実に身につく!メモ術大全のお時間がやってまいりました。

 

第2回は『メモを取れない理由』にフォーカスして解説していきます。

メモ書きをしていて上手くいかない、継続できない理由をご自身で把握していますか?理由が違えば実際の対策も違ったものになります。

この回では、自分がどんな理由でメモが取れないのか?その対策としてどんなことに注意すればいいのか?について解説していきます。

まずは上手くいかない理由を知りましょう。

それでは、参ります。

 

あなたはメモを取らないのか?取れないのか?

 

見出しにもありますが、あなたに1つ質問をします。

あなたはメモを取らないのですか?

それとも取れないのですか?

 

メモを取る必要がないと考えて『敢えて取らないんだ』と仰るのであれば、それはメモを取れるようになる必要がそもそもありませんので全く問題ありません。

 

メモを取れない、とお答えの方はどうしてメモが取れないのでしょうか?

僕もメモやノートを取れるようになりましたが、習慣化するまでに以下の3つの理由でメモが取れない状況が続いていました。

 

うっかり(無意識)

 

まずは、『ついうっかり』メモを取るのを忘れてしまう場合。

 

いつもは『メモを取ろう』と思っているのに、肝心なときに大事なことだと気がつかなかったり、大事なことだとわかっていても、メモを取ることに意識が向かなかったりする状態です。

 

つまり、メモを取る時に無意識に起きている原因と言えます。

 

『メモを取ろう』と思っているのに、職場の先輩との会話の中で面白いことを聞いても『これは仕事に活かせるな』と気づかなかったり、気づいたのに『忘れないようにメモしておこう』と思わなかったり。

そんな経験はないでしょうか?

 

会話に限らず、読書やテレビ、何かに熱中している時など、せっかくのアイデアや情報をメモに残すのを『ついうっかり』忘れてしまいがちです。

 

まぁいいか(有意識)

 

2つ目はまぁいいか。

普段はメモを取っているけど、今回はそんな気分じゃないしまぁいいか、と気分的にメモを取らない選択をするパターン。これもよくありますね。

結果的に『そんな話していたような・・・』とうろ覚えになってしまい、後からやるべき優先順位があったことに気付いて怒られる等があります。

 

こちらの場合は先程紹介したうっかりと違い、メモを取らなければならないことに気付いています。気付いていながらメモを取らない。

 

つまりメモを取る時に必要だと気付いていながら敢えてメモを取っていない、という事になります。

自覚しているならメモを取れるようにするのは簡単なのでは?と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。

 

ところが、メモを取らなきゃ、と気付いたときにこんな心理になっていませんか?

 

・この話はメモを取る程じゃない

・このぐらいの内容だったら覚えておけるな

・話についていくのが精いっぱい

・皆はメモも取らずに聞いているし、自分だけメモを取るのは何か恥ずかしい

 

こんな心理状態になっているので、メモを取れない、のではなく、メモを取らない。

その根底には『メモを取らなくても何とかなるだろう』という深層意識が隠れています。

心のどこかで『めんどくさいなぁ』という感じたことはありませんか?

 

厳しい事を言わせて頂きますが、上記のような理由はほとんどの場合、単なる言い訳でしかありません。

『メモを取るべき』と考えが頭に浮かんでも、上記のような言い訳をして『メモを取らない』という選択をしているのですから。

 

物理的にムリ!

 

最後の3つ目は『ある事情』によってメモを取る事が物理的に難しい場合。

これも意識していないとなかなか難しいですね。

具体的な例としては以下の通りです。

・誰かが話し始めてしまい、メモが取れない

・スポーツや筋トレなどの最中

・満員電車での通勤中、運転中など手がふさがっている

・仕事で失敗して上司に怒られている真っ只中

とまぁこのように、『メモを取れないシチュエーション』というのは確実にあります。

ですが、先程紹介した『まぁいいか』という意識的にメモを取らない事との違いは『物理的にメモが取れない、あるいはビジネスシーン的にメモを取るのが不適切である』という点です。

 

物理的にメモが取れない、というのは先ほど挙げた例だと誰かが話し始めてしまった場合や運動、通勤中が該当します。

ビジネスシーン的に不適切というのは、怒られている真っ只中、という機会が当てはまります。

確かに、上司が叱っているのに、部下がメモを真面目に取っている様子は、なかなかにシュールな絵面ですね。

逆にすごいと思ってしまうのは僕だけでしょうか。

この理由に当てはまる方の場合、物理的にムリなシチュエーションでなければメモを取れる習慣が定着している方です。物理的にムリ、という事は本人の意思とは関係がないから。

じゃあこの問題は練習すれば解決できるか?と聞かれると、原因が自分以外にあるのでかなり難しいと言えます。

 

メモが取れないの理由への対策

 

さて、ここまで3つの理由について解説してきましたが、あなたはどの理由に当てはまるか気付くことが出来ましたか?

最後の物理的にムリ!という理由は先程お伝えした通り、『あなた自身に原因があってメモが取れない』わけではありませんから、ここでは割愛します。つまり『うっかり派』と『まぁいいか派』の2つの派閥に分類されます。

 

とはいえ、やるべき事はとてもシンプル。行動のハードルは上げすぎると定着しないからです。

『ついうっかり』派の場合。メモを取ることを忘れてしまうので、対策としては忘れないようにすればOKなわけです。

『メモを取らなきゃ!』と気付いたり、思い出したりするような直感的な動機でメモを取り始めるのではなく、メモを取ることを忘れないようにする。

極端な話ですが、新聞記者のようなイメージですね。いつ何時でもネタが転がっていても、拾い逃さないように片時もメモの事が頭に浮かんでいるような状態になっていれば、忘れる事はないでしょう。

 

『まあいいか』派の場合。面倒と感じてメモを取らないので、メモを取るべき状況で、とにかく『メモを取る』という行動が出来ればOKなわけです。

『⁠メモを取らなきゃ』と思った直後、まあいいか、面倒だなあというなまけ癖が出る前。さながら早押しクイズの解答権を得るかのようにメモ帳に手が伸びる。ここまでたどり着けば解決されますよね。

 

もちろん、表現としては極端ですし、最終的な到達点としてのイメージに聞こえるかもしれません。

ですが、人のクセというのはそのぐらいの極端なイメージを持つようにしていないと、なかなか改善できません。あなたのDNAに刻まれているのですから。なので、『こんなもんでいいだろう』と妥協せずに、一段でも上のステップを意識して行動していきたいものです。

 

今回はここまで。

次回は『メモのツールについて』考えていきます。

それではまた次回。

 

■確実に身に付く!メモ術大全■

 

第10回:それでもメモが取れない時は

第9回:日常の全てをメモしてみる

第8回:レベルアップした練習

第7回:メモを読み返す

第6回:練習方法

第5回:メモと一心同体になる

第4回:メモを取る時の心構え

第3回:ツールについて考える

第2回:メモが取れない理由

第1回:どうしてメモ書きが定着しないのか?

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