先延ばしにしない!実行力定着へのロードマップ【第6回:最初の行動が超重要な理由】

アウトプット

 

お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。

 

今回も、先延ばしにしない!実行力定着へのロードマップのお時間です。
第6回となる今回から、実行のフェーズに移ります。

 

実行力の重要性、決意のフェーズを経て、過去最高レベルにモチベーションが高まっているのではないでしょうか?
ここからは、実行力を定着させるための重要なフェーズである、実行のフェーズに移行しましょう。
まずは、スケジュールを決めた後の1回目の行動が重要だという点について解説します。
スケジュールの重要性、コツについてはまだ読んでないよ、という方は、こちらから読んで頂く事でより、理解が深まりますので、ぜひ読んでおいてください。

それでは、参ります。

 

結論:1発目は大きく行動しすぎない!

 

まず、結論ですが、1回目は大きく行動しすぎない事。

やる気がみなぎっている中、やってやろうという熱意に水を差すかもしれませんが、あなたの成功を思ってハッキリお伝えします。

 

たった1回行動できたぐらいでは、意味がありません。

継続の重要性については、別回にて解説する事にするとして、まずは実行するうえで一番重要な事を抑えておきましょう。

 

重要なのは、『あなたの日常にムリなく浸透させる』事。

 

だから、いきなり負担の大きい挑戦はするべきではない、という事です。
いきなり3時間勉強しよう、運動苦手な人がいきなり10キロ走り始めたり。

では、どう取り組んだらいいでしょう?

結論、小さく行動する事、自分を褒める事の2つを柱に進めていきましょう。
順番に解説していきます。

 

小さく行動する

 

まず1つ目の柱として、小さく行動する。先程の例なら、問題を1問解く、参考書を3ページだけ読んでメモする。運動ならジャージに着替える、といった具合です。
これだけ聞くと、こう思われる方もいらっしゃるのではないだろうか?

『これって実行してるって、言うの?あんなに決意、スケジュールと焚きつけておいて・・・こんなんで実行力が身に付くの?』と。

ハッキリ断言しますが、それは、大きな解釈違いです。
その根拠として、バイアスが挙げられます。

脳には、バイアスという思考の偏りがあり、その中の1つに現状維持バイアスというものがあります。
読んでそのまま、新しいものや変化を受け入れないという心理作用を意味します。
現状維持バイアスには、こんな心理作用も含まれます。胸に手を当てて聴いてみましょう。

 

・やるからには失敗したくない

・いつもうちではこうしてるから

・いつものやり方から変えたくない

 

どうですか?こう思ってSNSをぼーっと見てしまったり、効率が悪いと気付いていながら、新しいやり方へ移行できないなんてこと、身に覚えはありませんか?

普段やらないようなことに挑戦するわけですから、脳からしたら違和感でしかありません。
まずは、極力軽い負荷から始めて、現状維持バイアスを回避する事で、辛くて嫌だ、しんどい、やめたいというネガティブな思考になりにくくした方が賢明でしょう。

 

自分を褒める

 

2つ目の柱として、自分を褒めるという事。

これは教育心理学的にも証明されており、先生が生徒に良い期待をすると、生徒の成績が上がる。

逆に、先生が生徒に期待しないと、成績が下がる事が実験で分かっています。

(参照:ピグマリオン効果とゴーレム効果

なかなかなじみがなく、自責する事こそあれど、自分を褒める機会はほとんどないのではないでしょうか?

 

ですが、褒める事で注目するべきは、『結果ではなく、行動に焦点を当てる』というところにあります。
小さな行動ですら、三日坊主で挫折する人もいる中、あなたは今日も行動出来ました。
これは、褒められるべき事だと僕は確信しています。

 

筆者の実体験

 

行動に焦点を当てた結果、良い習慣を手に入れた僕の実体験をご紹介します。

 

『普段スタッフが共用している事務所が散らかっていて汚い』と上司から注意が絶えず、僕含めたスタッフ3名に注意の声が向けられていました。一見、『共用スペースをきれいに使うのは当たり前じゃないか』と思われるかもしれません。

 

ですが、実際問題、散らかっていると言われてもおかしくない状態だったんです。

書類の散らかった机回り。ホコリが乗っているコピー機。身だしなみを整えるための全身鏡は汚れっぱなし。

それを指摘されていても、3日もすれば、元に戻るような状態でした。

 

そこで、僕は自分にこう言い聞かせるようにしたんです。

『男子の僕がキレイに掃除していたら、他のスタッフのクリンリネスに対する意識も高くなるんじゃないか?』

『雑用力が高い奴が部下にいたら、上司のイメージも上がって、会社の印象も良くなる。Win-Winじゃないか』

『良い仕事は、整った環境から生まれると上司も言っていたし、実践してみるか』

 

以降、仕事を始める15分前にデスク周り、他のスタッフが使うロッカールームの掃除をやるようになりました。

掃除が終わったら、必ず自分に一言、『いいね、キレイだね!さっすが僕、良い仕事できるわ!』と褒めてから、仕事に入るようにしました。

 

それを続けて3か月。結果、どうなったか?

 

もちろん、事務所がキレイになりましたが、副産物として、実際の業務にも良いループが出来るようになりました。

一部ですが、以下のものが挙げられます。

【掃除を取り入れて変わったこと】

・情報量が多い中、整理して優先順位が組めるようになった

・やる事が明確化されたことで、集中力が上がった

・視野が広がって、新しい気付きや提案が出来るようになった

・ぼんちゃん=やりきる人というイメージがついた

 

これだけ見ると、こう思われるかもしれません。

掃除だけでそんなうまくいくことあるかよ!

自分にはそんなこと無理だよ!

 

よく考えてください。

最初はとっちらかった事務所、仕事の質もついてこない、上司からは注意や指摘の日々。

一見、別の問題のように見えますが、すべては繋がっていたという事に気づかされました。

大小関係なく、仕事を頼まれる機会が増え、経験をたくさん積ませてもらえました。その背景には、先ほど紹介したイメージがあり、普段から僕が掃除している様子をスタッフや上司が見ていたのかもしれません。

 

掃除については書類をバインダーに挟む、床ぐらいは掃こう、デスクの上は拭いておこうかな。

そんな一見すると大したことないような事でも、あなたには大きな一歩です。普段やっていない事に取り組んだんですから。

 

その事実に、価値があるのです。

 

まとめ

 

一見すると、こんなことでうまくいくのか?と思われるかもしれません。

ですが、小さく行動する事と、自分を褒める事の2つを実践していく事で、脳の現状維持バイアスを回避しながら挑戦していけます。

 

行動の繰り返しが、自信を生み、挑戦に対する後ろめたさが減り、次の行動への推進力になります。
まずは、今の挑戦を成功体験にするために実行していきましょう。

 

次回となる第7回は『行動と記録はセット』についてお伝えしていきます。

行動して終わり、ではもったいない。記録してより強い自信につなげていきましょう。

ぜひ次回もお付き合いください。それでは、また。

 

【先延ばしにしない!実行力ロードマップ】

第1回:実行力の重要性

第2回:先延ばしにしてしまう理由

第3回:目標設定の重要性

第4回:決意の見える化

第5回:スケジュールを立てる

第6回:最初の行動が超重要な理由

第7回:行動と記録をセットにする

第8回:めんどくさいを消す方法を知る

第9回:良いセルフイメージを持つ

第10回以降は順次更新予定

 

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