確実に身に付く!メモ術大全【第6回:メモを取る練習方法】

アウトプット

 

お疲れ様です。

ぼんちゃん(@bonchan0433)です。

確実に身につく!メモ術大全のお時間でございます。

前回の練習を経て、ツールを持ち歩く事にも慣れてきましたか?

習慣化出来てきたところで、実際にメモを取る練習をやってみましょう!今回は『メモの練習方法について』というテーマで話していきます。

いよいよ、あなたのお気に入りのツール達が躍動する時。ここぞとばかりにフル活用しましょう!

 

それでは、参ります。

 

練習のためにやる事?

 

『メモを取る練習』と聞くと以下のようなものが思い浮かびます。

 

・テーマを決めて、それに沿う内容を片っ端から書いていく

・本や映画を見た感想をメモしていく

・日常の中で感じたことをつらつらと書いていく

 

こんなところでしょうか。

ですが、今挙げた方法はどちらかというと練習ではなく実際にメモを活用している場面。 実際にこういうシチュエーションでメモが取れるようになりたい、というイメージの方がしっくりきませんか?

 

加えて、これらの方法は『メモを取るために時間を捻出する必要』が出てきます。

それでは、せっかく持ち歩くことが習慣になったのにメモの練習時間を作る、というのが面倒になって続けられなくなる可能性が。

 

それでは、本末転倒です。

そこで、練習として僕がオススメしたいのが『ながらメモ』という練習方法です。

あなたが日常的にやっていることをしながらメモを取る、という至極シンプルな練習方法です。具体的にどんな場面で使うことが出来るのか、提案させて頂きます。

 

テレビやYouTubeを見ながら

 

一番手が空いているタイミングとしては、何かを見ている瞬間。そう、テレビやYouTubeを見ているときは目線が画面に向いており、手は自由に使うことが出来ますよね。

しかも見ているのは『あなたが興味のある内容』。興味関心のアンテナがビンビン立っている事でしょう。

そういう時に取っているメモ程、内容が充実するものです。

 

実際に見た感想やメリットに感じた事、その情報にどんなことを期待したのか?等あなたが感じたことをありのままに書いてみましょう。 書かなきゃ、という強制的な意識よりもあなたが『その時に感じた事』と肩の力を抜いて書いてみる事を強くオススメします。

 

CMを見ながらメモ

 

同様のパターンでCMを見ながらメモを取るのも練習になります。

こちらはテレビやYouTubeの本編を集中して見たい、という場合のすき間時間を有効に使えます。

特にYouTube premiumに加入していない方からすると、本編が見たいので、広告は少しでも早くスキップしたくなりますよね。

とはいえ、数秒は広告を見なければならない仕様。それを逆手に取って、『メモの練習時間』に変換してしまうのです。

CMの場合は、以下の点に注意してメモを取ってみると内容が充実しやすいです。

・どんなモノ、サービスなのか?

・そのCMを見てどんな気分になったか?

・利用してみたくなったかどうか?それはなぜ?

・最近、どんな内容の動画やWebサイトを見ていたか?

・Amazonなどのオンラインショッピングでどんなものを購入したか?

と少しずつ掘り下げて考えていけるようになると、なおよいでしょう。

 

ここで紹介した2つの練習法が効果的な理由は、『きちんと実践想定』と『人目を気にしなくていい』という2つです。

 

きちんと実践想定

 

一見すると、こんな練習意味あるのか?と感じるかもしれません。

ですが、この練習方法は見出しにもあるように『きちんと実践想定』されている練習なんです。

 

メモ、というのは『何かをしながら同時進行する』事が前提のスキルです。

人の話を聞きながら、何かを見ながら、考えながら。

何かをしながら、自分の知っている言葉で、インプットしている内容をまとめる。これがスピーディーにできない、というのがメモを取れない状態とも言えます。

 

この2つの練習であれば、自分に少なからず関連する情報が得られますので、気づきも多く、練習にはうってつけ。

 

人目を気にしなくていい

 

理由の2つ目として、『人目を気にしなくていい』という点です。

メモの練習をしている姿を人に見られるのは恥ずかしい、と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

恥ずかしい、という気持ちの部分もありますが、人目があると、上手く書かなきゃとか、綺麗にまとめなきゃと反射的に考えてしまいます。そういった潜在意識が働いて練習どころではありません。

 

ところが、自室だとリラックスして練習できますし、興味のある映像を見ています。メモが書けない、なんてシチュエーションがそもそも起こりにくい状況なのです。

 

以上の事から、この『ながらメモ』が練習に適した方法であると言えるんです。

 

メモし忘れた時は

 

もちろん、慣れるまではメモを取り忘れる事もあるでしょう。見ていることに夢中になると、手が止まるという事が考えられますから。

その時は、『メモをし忘れた』とメモ帳に書いておきます。

 

どのように、とかどうして、とか理由は細かく書く必要はありませんが、『メモを取り忘れた』という事実を記録として残す事に意味があります。

人は失敗やミスの記憶を鮮明に覚えているもの。メモを取り忘れたという事実が記憶に結び付くと再発させないように行動しようとします。ミスの事実を書き残しておく、という事は、それだけ重大なミスである、という事を自分自身に認識させるためです。

 

きっかけは何だっていい

 

練習方法についての解説を進めてきましたが、いかがでしょうか。

ここまでの解説で、こんな疑問が頭に浮かんでいると思います。

 

・持ち歩くとか、一人の時間に練習するとかそこまでしないといけないの?

・取ったメモが自分にとって有用なのか分からない・・・

・実際に練習はしているけど、うまくメモが取れている自信がないよ

 

結果が可視化しづらく、成長を実感しにくいという点は練習という位置づけである以上、ある程度仕方ありません。

ですが、練習でしっかり出来ない事は本番で出来るわけがありません。それは、試合前にウォーミングアップもせずにホームランを狙うようなもの。成功率なんて想像するのはとても簡単ですよね。

自信を持って行動している人は、相応のトライ&エラーを繰り返して体験しているから、『何が起きても大丈夫』と思いきっていられるのです。

メモにおける自信は『書いてきたメモの量』と『内容をどう改善していくか』で決まります。となると、改善点を見出すためには、一定量のメモを練習として書いていく事がどうしても避けられません。

 

どうしても、モチベーションが下がりそうなときに思い出してほしいのが、『メモを取れるようになっている自分』です。

改めてスタート地点として認識して頂きたいのが、メモを取る事は目的ではなく、手段。

あなたは『メモを取れるようになる』というスキルを身に付けて、どんなことを達成したいですか?

メモを取るべきシチュエーションで上手くいかなかった、というマイナスの経験イメージを取り払うためには、時間がかかっても、練習を通して自分についているクセを矯正していくしかありません。

とっさに出ないようにするためには、毎日同じように、同じレベルで進行させていけるようになっていきましょう。

 

次回からは改良編。より高いレベルに到達するために、まずは第5回と今回を参考にして実際に行動してみてください。 行動なくして定着なしです! それでは、また次回。

 

■確実に身に付く!メモ術大全■

第10回:それでもメモが取れない時は

第9回:日常の全てをメモしてみる

第8回:レベルアップした練習

第7回:メモを読み返す

第6回:練習方法

第5回:メモと一心同体になる

第4回:メモを取る時の心構え

第3回:ツールについて考える

第2回:メモが取れない理由

第1回:どうしてメモ書きが定着しないのか?

 

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