仕事を覚えてられない、忘れてしまう原因と対策を解説

仕事に役立つ
 

またやってしまった・・・。

 

皆さんはこんな経験ないでしょうか?

・ちょっとした頼まれごとを忘れてしまった

・さっきまで覚えていた用事を忘れてしまう

・人の顔と名前が覚えられない

・会社の大事な数字が覚えられない

 

その結果、上司から叱られたり、同僚から冷ややかな目で見られてしまう。

 

こういった悩みは仕事をしている皆さんなら尽きないものかと思います。

 

でもご安心ください。

本記事では

①なぜこうしたミスが起きてしまうのか?

②どうしたらミスを予防することが出来るのか?

という2点について解説していきます。

 

まず、結論としては、『忘れるという前提に立つ』という事です。

 

その根拠として挙げられる2点について解説していきます。

こういうことだったのか、と理解して頂いたうえで、実際の対策にまで落とし込んでいきますのでぜひ最後までお付き合いください。

 

ではいきましょうっ!

 

そもそも人間は『忘れる生き物』である

 

なぜ忘れてしまうのか?

それは至極単純に、人間は忘れてしまう生き物だからです。

あなたの『しっかり覚えた!』とか『絶対忘れない!』という実感に対する事実でがっかりするかもしれません。

ですが、これは過去の研究で明らかになっています。

 

こちらのグラフをご覧ください。

 

引用:Wikipedia

こちらのグラフは、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウス氏が提唱している忘却曲線というものです。

この研究結果によると、以下のデータになるそうです。

・20分後には42%を忘れる

・1時間後には56%を忘れる

・1日経過で74%を忘れる

 

実際の研究の内容は以下のリンクに詳細が記録されていますので、

よろしければご覧ください。

 

忘却曲線に関する研究

 

この結果から、『覚えた!』と思っていても、脳内では大半を急速に忘れてしまう性質があるのです。

 

忘れてしまう原因は『ワーキングメモリ』にあり

 

覚えていられないのは、脳の構造上の話である事がお分かりいただけたと思います。

ここから少し掘り下げて考えてみます。

多くを覚えていられないのは、脳のある部分に負担がかかっているからなのです。

それが、見出しにもあった『ワーキングメモリ』です。

 

ワーキングメモリとは、いわば頭の中のメモ帳、作業領域を指します。

このワーキングメモリ、すぐに、しかも明確に記憶できるという優れもの。

ただし、デメリットもあります。

それは一時的にしか記憶できないという点。

更には、記憶量がものすごく少ないという点です。

新しい情報が入ってくるたび記憶され、古い情報がどんどんはじき出されていきます。

その記憶量は7つ前後、ないし、4つ前後といわれています。

しかも、ワーキングメモリは訓練などで拡張できません。

頭の中に短期的に抑えておく情報が少ないうえに、先程触れた忘却曲線により1時間経過すると半分近く忘れてしまうのです。

 

『忘れる』という前提に立つ

 

ここまでの解説で、『人は忘れる生き物である』という事。

その原因はワーキングメモリに負担がかかっている為で、4つ前後、ないし7つ前後の情報までしか掴んでおけないという事がお分かりいただけたかと思います。

 

ここからは対策の解説になります。

具体的な対策を3つご紹介させていただくのですが、どの対策にも共通して言えるのは、

『ワーキングメモリの負荷を減らす』という点です。

具体的な対策は以下の3つです。

①不要な情報を頭の外に出す

②不要な情報を入れない

③結びつく記憶を増やして、無意識に出来うようになる

 

になります。

早速詳しく解説していきましょう。

 

不要な情報を書き出して頭の外に出す

 

対策の一つ目が、『不要な情報を書き出して頭の外に出す』という事。

いわゆるアウトプットです。

すぐに思いつくところだと『メモする』というのが挙げられますね。

 

はぁ?メモ?

そんなん書くのは手間だし

いくらでも仕事して覚えた方がいいだろ、ぼんちゃんよぉ!

 

と激昂している方もいらっしゃるかと思いますが、冷静になって考えてみましょう。

脳の負担を減らすための対策を提示しているのですが、『覚えておかなくちゃ』と意識している時点でワーキングメモリに負担がかかっているのです。

 

しかも作業台でもあるため、他の情報を複合させて処理出来ない為、

結果として注意力を消費してミスを誘発する可能性が高いのです。

 

メモを取る、というより自分の頭の外にアウトプットする事が目的です。

メモが面倒だと感じている方は、『完璧に記録しなければならない』とお考えかと思います。

あくまでもメモは『思い出すきっかけ』でしかありません。

自分が思い出せるように気楽に出来るもので構いません。

(電話の取次ぎなど、他の人が見るものは例外ですが)

 

自分にとって気楽な手段、続けられそうなルールを選ぶことが大事です。

 

不要な情報を入れない

 

頭の中に不要な情報を入れない、というのも対策の一つです。

 

例として分かりやすいのが散らかったデスクの上。

『うぉ、会議の時間が迫っているのに資料がない!どこ置いたっけ!?時間がない!』

 

こんな経験、ありませんか?

これは、気になる事が増えて、探したいものが気付きにくくなることに加え、時間がないという状況もあります。

これでは、ミスを助長させてしまいます。

 

それではどうするか、というと結論で触れた『不要な情報を入れない』にたどり着くわけです。

まず、デスクの上が散らかっている事が探したいのものの場所を分かりにくくしています。

なので、至極当たり前の事ではありますが、片づけましょう

不要なものが視界に入る=不要な情報が脳に入ってくるという事。

であれば、必要なものをデスクの上に置き、不要なものは処分するか元あった場所に片づけるようにしましょう。

 

片づけるのと同時に、デスクに置く場所を決めてしまうのが理想的です。

置く場所が決まっていれば、そこに物を置かなくなります。

加えて、同じ状態を維持しやすくなります。

書類などがかさばるのであれば、スキャンして電子データ化して

パソコンの所定個所にまとめておくようにしてみましょう。

 

そうする事で、書類がデスクであふれかえることもありません。

 

更には、回答が必要であれば、対応の動き出しが早くなるので、

組織が円滑に動く事が出来るようになるのです。

 

結びつく記憶を増やして無意識に出来るようになる

 

最後の対策として、結びつく記憶を増やして無意識に出来るようになる、というのが挙げられます。

 

例えば人の名前が覚えられない。

取引先の担当者が宮出さん、としましょう。

結びつく記憶を増やす、というのは『相手に興味を持つ』という意味でもあります。

 

『結びつく記憶』というと以下の項目が挙がるかと思います。

・相手の名前を繰り返し呼ぶ→声に出して呼ぶから脳に記憶されやすい

・打ち合わせの席で特徴的な意見を述べた→きっかけに話しかけられる

 

お会いするのが初めてであれば、このようなところが挙がります。

何度か面識があるならもっと選択肢は増えます。

 

自分にとって覚えやすいきっかけになる情報があれば

そこから記憶が繋がっていくでしょう。

読んだ本や人から聞いた話等で得た知見、自分の経験など。

 

そうやって、覚える、思い出すきっかけになる情報を増やしていきましょう。

 

ぼんちゃん’s Point

 

僕がおススメする対策は、『寝る前と起床30分以内に確認する』です。

 

仕事の中での対策をここまで紹介してきましたが、僕からは日常に組み込めるものをご紹介します。

寝る前、というのは、脳内に記憶が定着しやすいから。

寝ている間に『記憶』として定着した事が、朝に思い出されるのです。

結果、覚えられない、という状態から脱却できるわけです。

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

どんなことでもそうですが、ずーっと覚えておくためには

相応の時間と労力が必要なもの。

だからこそ、要点を抑えて、効率よく憶えておきたいものですね。

 

とはいえ、『人間は忘れる生き物』である、という事実を理解した上で

『ワーキングメモリ』に負担をかけすぎないように

・メモを取るなど頭の外に情報を出す

・不要な情報を入れない

・結びつく記憶を増やす

・寝る前と起きた直後の時間の有効活用

等で工夫する事も可能です。

 

ぜひ、あなたに合った定着方法を試してみてください。

 

今回はここまで。

また次の記事でお会いしましょう。

ではではっ!

 

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