お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
今日も確実に身に付く!メモ術大全、やっていきましょう。
ここまでの4回でおおよそ必要な準備は完了です。第5回はいよいよ練習に突入します。
今回は『メモと一心同体になる』をテーマに解説。
自己理解も十分、心構えも覚えた、ツールも揃った。いよいよ練習に取り組んでいきましょう。
そのためには、まずは『頭と体にメモを取る事を覚え込ませる』必要があります。
まずはその必要性、次にその練習方法について掘り下げていきます。
それでは、参りましょう。
ツールを持ち歩く
見出しのせいで若干のネタバレ感があるのはご容赦ください。
頭と体に覚え込ませる為に行うべき練習は、『常にツールを持ち歩く』事です。
持ち歩く、というのは、カバンに入れておく状態ではなく、『手に持っている状態』でいてほしい、という事です。
![](https://bonchan-enjoy.com/wp-content/uploads/2020/06/pose_sugoi_okoru_man.png)
あれだけ準備させといてメモ帳とペンを持ち歩け!?
そんなことが練習になるのかよ!
と感じたかと思います。ただ持ち歩くだけで練習になるのか、と。
ですが、持ち歩くところから、と設定したのには理由があります。それは第2回で解説したメモが取れない原因に秘密が隠されているのです。
持ち歩く練習の意味
ツールを持ち歩くことがどんな練習になるのか?
それは、メモが取れない原因を潰し込む事に他なりません。
第2回で『メモが取れない原因』について掘り下げましたが、そこではうっかり派とまぁいいか派という2つの理由からメモが取れないとお伝えしました。
どちらの理由でも同じことが言えますが、『そもそもツールを持っていない』という場面でメモが取れない、というシチュエーションが僕自身の実体験で幾度となくありました。
これは『メモの取り方』以前の問題だと僕は考えます。
メモを取る事=第2ステップ
練習、というのは何も実際にメモを取る事だけではありません。
メモを取るためには、『いつ、どこでもメモを取るべきシチュエーションでツールを即座に準備できる状態』があなたにとって『当たり前』にする必要があります。
そうでなければ、先程紹介したメモを取れない理由が発動して、メモを取れない事の繰り返しに陥ってしまうから。
それを防ぐ意味で持ち歩くことを第1ステップ、実際にメモを取る練習を第2ステップとして捉える事で、実際に実行する内容のハードルが下がります。
これによってめんどくさいとストレスに感じる要素を減らし、少しでも継続しやすくすることで確実に身に付くようなプロセス設計。
まずは、『いつでもメモ可能なスタンバイ状態』を常時キープできるところがスタートライン、というわけです。
いつでも、どこでもメモと一緒
今回のタイトルにもありますが、『メモと一心同体になる』勢いで持ち歩くようにしなければ、最初のうちは苦戦する事になります。
理由としてはそのぐらい意識していなければ、うっかりメモ帳を手元から離して忘れてしまう可能性が発生してしまうから。
更に常に手に持つという事が、一見簡単そうに見えますし、そんな事でメモが取れるようになるのか、疑問視する方が大半でしょう。そういった意識があればある程、最短定着から遠のいてしまうんです。
それに、実際にやってみるとかなり難しい。騙されたと思ってマジでやってみてほしい。
職場でメモを持ち歩く
職場ですぐにメモを取れるように持ち歩く。これは比較的簡単ではないでしょうか。
同僚や上司から仕事を頼まれたり、新しい仕事を教えて貰ったり。記録しておかなければならない事が不定期的にやってきます。こういう不規則に訪れるメモのシチュエーションに備える、という意味では仕事にも有効活用できますし、意識していれば継続はさほど難しくありません。
問題はこの次。
プライベートでメモを持ち歩く
そう。プライベートでもメモを持ち歩く、という事。
![](https://bonchan-enjoy.com/wp-content/uploads/2020/12/figure_question.png)
そもそもどうしてプライベートでまで
メモ帳を持ち歩かないといけないの?
という疑問を抱いた方が多いはず。僕はメモ帳を持ち歩く事のメリットが多大にあると考えます。
また、当ブログで紹介している方だと、前田裕二さんが紹介されているメモの魔力によると、人間はメモを『知的生産』のために使えるようになる事で自己理解が進めやすくなります。
とはいえ、職場以上に『ツールを手に取って移動する』というのがプライベート、ないし自宅だと難しいでしょう。より『移動するときに、メモ帳』と意識していなければ、継続は難しいと思います。
そこで、最初に意識して欲しいのは『手帳の住所を決める』と『枕元にメモ帳』の2点です。
手帳の住所を決める
まずは手帳の住所を決めましょう。
住所、と聞くと賃貸みたいになってしまいますが、『メモ帳を置いておく定位置』という意味です。
ある時はテーブルに、ある時は家電周りや台所に、と常に置く場所が変わってしまうと、どこに置いたのか忘れてしまう可能性があります。
そうなってしまうと、探すのが面倒になって『常に持ち歩く』というのが定着せずに中断されてしまう。それだけは避けたい。
それなら、自分が普段過ごすところにメモ帳を置く定位置を決めましょう。100均で売っているトレーなどに入れて視界に入る場所に置いておくでもOKです。
部屋から移動するときに定位置からメモ帳を持っていく。戻ってきたときにメモ帳を定位置に戻す。
それだけで継続に対するハードルがかなり下がります。
枕元にメモ帳
枕元にメモ帳を置くのは先程定位置を決めたのと同様の理由です。
寝る前にメモ帳を枕元に置いた状態にしておけば、起きた時にメモ帳を持ってリビングもとい、普段過ごす部屋に行けますよね。
部屋に入ったときに、定位置にメモ帳を置く、という習慣化するための行動の始点が生まれます。
そこからは先程説明した流れ。ね、シンプルでしょう。
しかも、定位置を決める事の最大のメリットは『周りから客観的に見て好感が持てる』という事です。
想像してみてください。
A:数枚の書類がデスクの上にあって、雑然とした机
B:メモ帳を含めた置き場が決まっている、必要なものだけが置いてある整然とした机
AとB、2つの机の前をチラッと見て比較した場合、どちらの机が好感を持てますか?
間違いなくBでしょう。メモ帳の定位置が決まる、という事は『新しく定位置を作る』という事。
つまり、整理整頓を求められます。
デスク周りが片付いている人は、周りからも好感を持ってもらえますし、会話の機会も出てきますよね?
そうなれば、絶好のメモチャンスを作る事に直結していくんです。まさに願ったりかなったり。
定着するまでメモは取らなくてもOK
とはいえ、現段階では、持ち歩いて更にメモを取るところまでは無理にしなくてOKです。
書く必要性があれば、その都度書く、ぐらいの気持ちでOK。
持ち歩くことに違和感がある=まだメモが『自分の習慣として定着しきっていない』という事。つまり、まだ『反射レベルでメモを取る事に少なからず抵抗がある』状態と言えます。
その状態でメモを取ろう、と先のステップまで一緒に進めてしまうと、挫折に繋がりかねません。
もし、メモの練習をするのであれば、次回に当たる第6回を参照して練習してみてはいかがでしょうか?
まずは無理なく継続するところから。
メモを有効活用するのは、誰かに言われたからではなく、あなたの意思です。
成果を急ぎすぎず、コツコツと積み上げていきましょう。
今回はここまで。次回では、実際にメモを取る練習にフォーカスして解説します。
それでは、また次回。
■確実に身に付く!メモ術大全■
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