おいでませ。
ぼんちゃんです。
今回はTwitterで累計50万リツイートを獲得したパフェ猫シリーズを用いた作品、『多分そいつ今頃、パフェとか食べてるよ』について解説します。
この本は、ゲームグラフィックデザイナーでイラストレーター、漫画家として活躍していらっしゃるJamさんが執筆。
精神科医で相愛大学、高野山大学客員教授を務めている、名越康文さんが監修していらっしゃる作品となっています。
本書は、SNSや会社、友達などから心を守る方法が紹介されています。
本書の結論は、『考え方ひとつで嫌な気持ちを引きずらない』という事です。他の記事でも同様の事を話してきましたが、本書ではそれがかわいらしい猫のイラストで分かりやすく描かれています。
そのため、読書が苦手な人でも手に取りやすい一冊となっています。
本書の中では64個の考え方が紹介されています。
さすがに全部は多すぎますので、今回は本書で紹介されいる内容から厳選して紹介していきます。
ではいきましょう。
SNSのモヤモヤ~ネガティブな言葉が目に付く~
批判や愚痴、悪口のようなコメントやツイート、ニュース。
TwitterやLINE、YouTube等のSNSでは日常的に目にします。
本書では、愚痴や悪口を『言葉の不法投棄』、匿名による誹謗中傷を『言葉の通り魔』と表現しています。
それでも自分がどんな言葉を発するのかは選ぶことが出来る、と本書では伝えています。
確かに、愚痴や悪口を常に言っている人よりも、前向きな発言をしている人の方が好印象を持てますよね。
人間関係のモヤモヤ~嫌な人が頭から離れない~
嫌な人の事って頭から離れなくて、ずっと考えてしまう事ありませんか?
一日中、その嫌な人が頭から離れなくて暗い雰囲気のまま一日を過ごす。なんだかもったいないですよね?
そこでこう考えます。
『家の中のいらないものを置いている場所にも家賃は発生している。ゴミに家賃を払うのか?』という言葉から
『いつまで心の中に嫌な奴の居場所をあげるの?ずっと一緒に住むの?』と。
自分の家に嫌いな人が一緒に住んでいるという事は、その一角を貸し出して家賃まで自分が払わされているんです。
イヤな思いをしてまで。
物理的に掃除が出来るわけではありませんから、あなたの部屋はありませんから!と追い出し続けるという覚悟を決める事が重要だと本書では伝えています。
確かに、いい事よりも悪い事の方が記憶に残りやすく、引きずりやすいもの。
うまく切り替えるために、頭の中からも心の中からも追い出してしまう捉え方は気付かされる事が多いですね。
職場のモヤモヤ~人と比べて仕事が出来ない~
仕事をしていると他の人と出来る出来ないを比較してしまう事、ありませんか?
周りの人が褒められれていて、「自分はなんてダメなんだ・・・」と落ち込んでしまう事もあるでしょう。
一見すると、自己評価が低いように見えるこの言葉。
Jamさんは真逆であることに気付いたと本書では明言しています。
それは、『自分もそのレベルで仕事ができる』と思っているからです。
例えば小学生がやっている野球と、プロ野球選手がやっている野球のように、絶対的な差を感じた時はすごい!という尊敬や驚きが先に出てきます。
ですが、落ち込むことはありませんよね。
と思っているから、現実に出来ていないことにへこんでしまったり、褒めてもらえないことに落ち込んでしまうのです。
そこで本書では自分に近い人を目標にしてみる、と提案しています。
その人がやっていることを真似してみて、簡単にできるようなら目標を上げていく。
そうする事で、成功体験を得やすく、自信につながっていく。
結果、落ち込まずに前進していけます!
自分自身のモヤモヤ~何かしてないと不安~
何かしていないと不安になる事、ありませんか?
かくいう僕も一日にいろんなことをやっています。
・ブログ運営
・プログラミングを独学
・本業バリバリ
・読書
こんな日常だとあれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・・と思ってしまいがちです。
僕はこのページを見て少し肩の荷が降りた気がしました。
『今すぐそれをやらなくても生きていけるなら今やらなくてもいい』
『何もしない時間も人生の大切な時間』
という一文が本書にあります。
そっか・・・
やらなきゃって決めたのは自分だけど
自分のペースで進めればいいんだ
そう気づくことが出来た瞬間でした。
もちろん、継続することは大事です。
ですが、メリハリをつける事も同じくらい大事です。
日本人は頑張りすぎる気質があるので、何も考えないで一息つく時間があるぐらいがちょうどいいです。
ただし、一息つきっぱなしはダメですよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した内容以外にも多くの考え方について紹介されています。
そしてどの内容も本質的には
『自分でマイナスに捉えることないよ』と背中を優しく押されている、と感じられる優しい一冊になっています。
まさにタイトルの通り
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』ぐらい割り切ってしまっていいんです。
是非、モヤモヤした感覚が拭えない方には手に取ってもらいたい一冊になっています。
興味のある方は読んでみてください!
今回はここまで。
また別の記事でお会いしましょう!
ではではっ!
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