お疲れ様です。
ぼんちゃん(@bonchan0433)です。
確実に身につく!メモ術大全のお時間がやってまいりました。
準備、練習と進めていく中で、もっとクオリティを上げたくなってきませんか?
そんな向上心の高いあなたに、更に改善する方法をご紹介させてください。
今回は『メモを読み返す』をテーマに解説していきます。せっかく一生懸命に書いたメモですから、有効活用する方法を身に付けましょう。
それでは、参ります。
いつ読み返すのか?
まずはそもそもいつ読み返すべきなのでしょうか?
結論、『いつでもOK』です。
そんないい加減な!いつでもいいなんて!
そんなら書いた数分後に見返しったっていいじゃないか!
何のためのメモやねん!
いつでもOK、と聞いてしまうと、ツッコミを入れたくなりますよね。分かります。
とはいえ、いつでもOKというのは僕の経験上、間違いなく断言できます。
というのも、『メモを読み返したくなるタイミング』と『メモを取る目的』の2点の理由があるからです。
メモを読み返したくなるタイミング
理由の1つ目として、『メモを読み返したくなるタイミング』です。
メモを読み返したくなる心情の時は以下のようなタイミングが挙げられます。
・教えてもらったけど、実践回数が少なくて覚えていない
・聞いたけど、話の内容が腹落ちしていない
こんなタイミングの時、どんな気持ちでしょうか?
それは無意識に、実際に書いた内容が事実とどのくらい違うかが気になる、と感じているんです。
メモの内容をより正確にするためには、『どこで事実との差を埋めるか?』の方が重要。
すぐに見返して確認すれば、分からなかったところをすぐに把握できます。
時間を置いてから確認すれば、自分なりの考え方がまとまって、人に話したり質問する事が可能。
メモを取る目的
第5回でもご紹介したように、メモは『あなたの悩みを解決させるためのツール』です。
メモを取る=今後その内容を使う場面が来る可能性がある情報。
書いたメモで1から10まで対応可能、というのであれば問題ありませんが、練習から始めている手前、すぐに実践するのは難しい・・・。
そこで、『読み直す』という行動が必要になるのです。
ただし、そのタイミングが好きな時でいいのは『あなたが必要だと感じた時』でOKだという意味です。
例えば、Aさんと話したときにメモを取ったとします。その時は釣りの話をしたと仮定。またAさんとお会いして話す時、あるいは会う前にメモを見返しておけば、Aさん視点で見ると、『あの時の話を覚えていてくれたんだ』と好印象に繋がります。
相手からより深い話が聴ける、というのはメモを取る事で得られるメリットの1つ。これは第1回でお話ししましたね。
メモを取ることが目的ではありません。あくまでも『理想の自分に近づいていく為の手段』という認識で取り組んでみましょう。その認識が定着すれば、肩の力を抜いてメモを取れますし、何より内容が頭に入ってきやすいです。
以上の2点の理由から、メモはいつ見返してもOKです。
時間や頻度は決めた方がいい?
読み返す、となると『時間や頻度は決めた方がいいのかな?』という疑問が浮かんできますね。
結論、『決めなくてもOK』です。
決めなくてもいい理由としては、読み返す必要がある、今やった方がいい、という感覚は、突然浮かび上がってくる事が多いからです。感覚が鮮明な時ほど、情報感度が高い状態。
そんな時にメモを読み返す事で、内容に対する理解度が飛躍的に高くなります。もちろん、定期的に見直した方が、情報の鮮度が良い状態をキープできますから可能であれば決めた方が高い質を維持できます。
ですが、読み返すにも時間を設ける必要が出ます。加えて、定期的に見直すとだんだん『読み返す事が目的』にシフトしてしまいます。それを避ける意味もあり、読み返すための時間や頻度は決めない方が良いです。
メモを取る事になれて来たら徐々に読み返す機会を増やすようにしていければOKですよ。
読み返して何をする?
読み返すのはいいとして、じゃあ具体的に何をするのか?という話です。
基本『何もしなくてOK』です。
目的意識を持つことは重要ですが、今は練習中。日々目的をもってメモを読み返して、次のアクションへの改善点を見つける、というのはいささかハードルが高い。それであれば、メモを取っていた当時の状態を思い出す、ぐらいの気持ちでメモを読み返す方がよほど充実するはずです。
どうしても何かしたいのなら
それでも読み返すときに何かしたい、という熱い思いをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、シチュエーションを思い出しながら読み返すのがオススメです。
メモを取ったときに置かれていたあなたの状況は?
相手の話し方や内容は?表情や手振りは?
説明の仕方は分かりやすいものだったか?
お相手の説明の中、どんなことを考えていたのか?
ここで紹介したのはほんの一部ですが、メモを取っていた当時の状況を思い出しながら読み返してみましょう。 その当時のあなた、相手の状態の結果が『メモの内容』という事になります。
裏を返せば、『メモを取っているあなたの状態』のレベルが上がれば自ずとメモの質は上がっていく、という事です。
例えば、メモを取っているとき、話に集中できていなかったと仮定しましょう。
集中できなかったのはどうしてか?どうしたら集中できるようになるか?と上手くいかなかった原因と解決策に意識が向くようになります。メモの内容はあなたがメモを取る前の状態次第で良くも悪くもなります。
表現する言葉は書いていくうちに増えていきますし、第6回でお教えした『本を読みながらメモを取る』という方法で改善されれば、知らなかった言葉や言い回しが自ずと視界に入ってきます。
その繰り返しがメモの質を爆発的に上げつつ、スピード感を感じながら成長できる、というわけです。
とは言っても、そこまでのレベルを毎回やるのはさすがに疲れると思います。
大事なのは、『読み直す習慣を身に付ける』事。内容は後からついてきます。今最優先で解決すべき課題は『安定して言語化したい言葉が出てきてアウトプットできている状態』に近づく事です。
そのために必要な事を整理して実践していきましょう。
それでは今回はここまで。 さらに改善したい、という熱い思いをお持ちの方は次回もお付き合いください。
それでは、また次回
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