今回は、2016年に発売され、ベストセラーとなった名著、
『言葉にできるは武器になる』という本をご紹介します!
この本の著者である梅田悟司さんは、元電通で働いていらっしゃった
コピーライターで数々の名言を世に送り出してきた方です。
いくつかのフレーズを例に挙げますと、
ジョージア『世界は誰かの仕事でできている』
のどごし生『がんばるあなたがNo1』
タウンワーク『バイトするならタウンワーク』
皆さんも見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
そんな言葉のチョイスにおいてのプロが執筆した本になります。
この本は、自分の考えをうまく話せない、自分に自信が持てない人に
強くおススメの一冊となっています!
この記事を読んで気になった方は、
ぜひ一度手に取ってもらえたらなと思います。
結論:言葉にできない=・・・
本書の結論から申し上げてしまいます。
言葉にできないという事は、
言葉にできるほど考えられていない!という事です。
おいおい!
俺は自分で考えて喋ってるよ!
何を言ってんだ、ぼんちゃんよぉ!
と、激昂している方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これは僕の体感でもそうですが、考えられていない、というより自分の考えを深堀り出来ていない為に相手に伝わるニュアンスが違ってしまう
という表現が適切じゃないかなと思います。
つまり、あなたが言葉を使って話したことが、
自分が伝えたいこと、思いや感情が
相手に100%伝わってますか?って事です。
こう問われると、僕は自信が全くありません!
だから、僕はこの本を手に取りました。
では、どうして言葉にできないと困るのでしょうか?
2つの視点からこの結論について掘り下げていきたいと思います。
なぜ言葉にできないと困るの?
皆さんは友人や家族、職場の同僚や上司と
日常どのようなやりとりをしますか?
・話をする
・メールでやり取りする
・LINEやTwitter、FacebookやInstagram等のSNS
このあたりになるんじゃないかと思います。
これらは表現方法こそ違えど、『言葉』を使っています。
メールやSNSだと、言葉を読む、書く。
会話だと、聞く、話す。
当たり前すぎて日常化していますが、
人は言葉にすることで、自分の思いや気持ち、思考を
伝える唯一の生き物です。
では皆さんに一つ質問をしましょう。
Q.あなたは、『今年やりたいこと』を
言葉を使わずに説明する事が出来ますか?
これ、出来ませんよね?僕も無理です。
言葉、というものは日常的に使ってますが
とても奥深いコミュニケーションツールなんですよ!
なのに日常生活に困らない理由
先程、言葉は日常的に使っている
コミュニケーションツールであるとお伝えしました。
でも皆さんは『言葉に出来ない』という状態が
日常生活に支障が出るほど困窮していますか?
意外と何とかなっていると思います。
それは、『言葉にしなくてもコミュニケーションが成立する』
ようになってきたからだと僕は考えます。
言葉にしないとコミュニケーションが
成り立たないんじゃないかね?
とお思いの方も多いのではないでしょうか?
ところが、最近は便利なものが多数出てきていますよね?
・SNSでは多種多様なスタンプ、キャラクターとのコラボ
・ヤバい、ウザい、エモい等の短く簡単に表現できる言葉
心当たりありませんか?
それ、ヤバくないですか?とか
間髪入れずに返したりしていませんか?
こういった文化が一般化したことで、自分の考えを
掘り下げる機会が減っていっていると考えます。
それに加えて、SNS普及によるコミュニケーションのスピードがあがり、所謂即レスのような風潮があるのも助長させている要因だと考えます。
まとめると・・・
・日常的に言葉を使ってコミュニケーションを取っているのに
自分の考えを掘り下げる機会は減少し続けている
・現状のままでいい、という人もいれば
今の自分を変えたいと思っている人もいる
得られるメリット・まとめ
ここまでのお話で、昨今の変化がお分かりいただけたかと思います。
この本をおススメするのは、
・うまく自分の考えを言葉に出来ない人
・自分の考えがうまくまとめられない人
等になるのですが、少し前の僕もそうでした。
あれやこれや考えてはみるものの全部中途半端。
考えているとはいっても上っ面の浅いところだけ。
本当に僕自身がやりたいことや伝えたいことまで届かない。
そんな自分を変えたくてこの本を手に取りました。
同じような悩みを持っている人の為に
本書の内容を紹介したいと思い、チョイスしました。
この本から得られるメリットとしては
1.コミュニケーション能力の向上
2.自己理解が深まり、自信になる
3.自分の考えに対する周りの反応が見られる
(肯定にしろ、否定にしろ相手の意見が聞ける)
以上の3点になります。
今の自分を変えたいと強く思うあなたに
おススメの一冊になります!
本書の内容は実践向きという事もあり、
3つに分けて次回から内容をご紹介します!
それでは今回はここまで。
またお会いしましょう!
ではではっ!
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